腰痛の原因

腰痛の原因は、腰の疲れや負担だけとは限りません。腰痛に限らず、痛みが出た場所に疲れや負担が蓄積されただけでなく、他の原因によって、痛いと感じている場合もあるのです。特に怖いのは病気が原因で腰痛という症状が出た場合です。
腰痛の原因
腰痛の原因には、椎間板ヘルニアのような神経症状だけでなく、筋肉の痛みであったり、骨盤や背骨から来る痛み、内臓の病気からくる痛み、女性特有の子宮や女性ホルモンの影響による痛みなどがあります。

単なる腰痛と甘く見ていると症状はどんどん蓄積され、悪化する一方であり、内臓の病気が原因である場合には、腰痛として危険を知らせてくれているので、一刻も早く内科を受診する必要があります。腰痛の原因は、腰だけじゃないということを知り、どんな原因があるかを詳しく見て行きましょう!
[char no=”1″ char=”先生”]腰痛の原因は思わぬところにある場合があるので、たかが腰痛と安易に考えず、原因を見極めて対策を行いましょう![/char]

腰痛の原因と対策

腰痛の原因と対策は、マッチしていなければ意味がありません。腰痛の原因が内臓の病気なのにも関わらず、筋肉疲労が原因の場合の対策を行っても一時的に良くなったような感じがするかも知れませんが、根本原因が解消されていないので腰痛は治りません。
腰痛の原因

腰痛の原因で筋肉

腰痛の原因で筋肉にハリや疲労があるものを、筋・筋膜性腰痛と呼びます。家事やデスクワーク、農作業など長時間に渡って同じ姿勢で腰に負担をかけてしまうと筋肉が緊張して硬くなります。
腰痛の原因
筋肉の柔軟性がなくなり硬くなると、筋肉や筋肉を覆う筋膜に損傷が起こって炎症となり痛みを感じるようになります。ですので、筋肉の疲労が原因で腰が痛い場合には、その原因を改善する必要があります。

腰痛の原因が筋肉疲労の対策

腰痛の原因が筋肉疲労である場合の対策としては、長時間同じ姿勢を続けないようにします。1時間ごとに姿勢を変えるだけでも腰への負担が軽減します。デスクワークなら1時間に1回立ち上がる作業やトイレなどをはさむだけでも良いでしょう。

立ち仕事でずっと立っているのも腰への負担となります。そのような場合には、足元に10センチ程度の踏み台を置いて、片足ずつ交互に足をのせるだけでも、腰への負担を軽減できます。

腰痛の原因で腹筋運動

腰痛の原因に腹筋運動があります。腹筋運動を行って腰が痛くなった経験はありませんか?学校の体育の授業でやったような仰向けになって足首を持ってもらって、上半身を体位座りをするくらい起こす運動がコレです。

こんな腹筋運動をやっても、腹筋と呼ばれている腹直筋を鍛えるのに効率的ではありません。このような間違った腹筋運動をやった上でさらに腰痛の原因になるなんて、悪いことだらけです。間違った腹筋運動のやり方ではなく、腰痛になりにくい正しいやり方は下記に詳しく書かれています。


腹筋運動
▶腹筋運動

腰痛の原因で骨盤

腰痛の原因は、骨盤のゆがみにもあります。骨盤に歪みが出ることで、骨盤の上にある背骨がバランスを取ろうとして、正しい状態から間違ったカーブを描くようになります。そうすることで、背骨の土台である腰に負担がかかって腰痛が起きます。
腰痛の原因
では、腰痛の原因となる骨盤の歪みにはどのようなものがあるのでしょうか?骨盤が歪む原因には猫背などの悪い姿勢や運動不足による筋肉量の低下、妊娠や出産による骨盤の前傾、ゆるみです。

腰痛の原因で女性に多い

女性に骨盤の歪みが多いのはこのためです。もちろん、出産後には骨盤の位置が正しくなるようにホルモンが働きますが、ホルモンバランスが崩れていると正常に戻らない女性も多いようです。骨盤の歪みは、下記の股関節を柔らかくする方法によって解消することができます。


腰痛の原因-股関節
▶股関節を柔らかくする方法

腰痛の原因で内臓

腰痛の原因は、内臓の病気によるものもあります。ゴロゴロ寝ていたり、長時間座っているわけでもないカラダを休めているだけなのに腰が痛い!という場合には、内臓の病気の可能性が高く、発熱や腹痛などの症状も一緒にでる場合があります。
腰痛の原因

腰痛の病気

腰痛の原因となる内臓の病気には、下記のようなものがあります。

病気の種類 病気の内容
循環器 閉塞性動脈硬化症、腹部大動脈瘤、腹部大動脈解離
泌尿器 腎臓・尿路結石、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺肥大症、泌尿器のがん
消化器 胃潰瘍・十二指腸潰瘍、膵炎、胆石、胆のう・胆管炎、肝炎、消化器のがん
婦人科 月経困難症、子宮筋腫、卵巣炎、卵巣膿腫、子宮や卵巣のがん
その他 帯状疱疹、インフルエンザ、風邪
腰痛とガン

腰痛とガンとしては、臓器に出来た癌が背骨に転移することが多いのが、乳ガン、肺ガン、子宮ガン、胃ガン、前立腺ガン、腎臓ガン、甲状腺ガンです。また、膵臓ガンや大腸ガンでも腰痛を感じることがあります。

腰痛の原因が不明

腰痛の原因が不明な場合には、過度のストレスによる心理的な要因が関係している可能性が高いです。このようなストレスなどによる腰痛を心因性腰痛と呼びます。通常、痛みが脳に伝わるとフェージック・ドーパミンという物質が分泌されて痛みがコントロールされます。
腰痛の原因
それに対し、過度なストレスや不安、うつ状態になるとトーニック・ドーパミンが分泌され、フェージック・ドーパミンの分泌が低下し、それが続くと放出されなくなります。こうなると痛みがコントロールできず、大した痛みでもないのに腰痛を感じてしまうのです。

この心因性腰痛は、BS-POP問診票が判定基準として使われます。質問項目は下記の通りです。

  • 泣きたくなったり、泣いたりすることがありますか?
  • いつも惨めで気持ちが浮かないですか?
  • いつも緊張して、イライラしますか?
  • ちょっとしたことがしゃくにさわって腹が立ちますか?
  • 食欲は普通ですか?
  • 一日の中では、朝方が一番気分が良いですか?
  • なんとなく疲れますか?
  • いつもと変わりなく仕事が行えますか?
  • 毎日スッキリ眠れていますか?
  • 痛み以外の理由で寝つきが悪いことがありますか?
腰痛の原因がわからない

腰痛の原因がわからない場合に、生の野菜や果物などに多く含まれている酵素を摂取することで、血行不良が改善されて、腰痛が改善される場合があります。血流が悪化するとエネルギーを作り出すクエン酸サイクルが異常になり、疲労物質の乳酸が作られます。

血行不良の中でも、毛細血管を流れる赤血球が繋がって血管に詰まる原因となるのが、糖化タンパク質です。糖化タンパク質は糖質や悪い油を摂り過ぎると糖がタンパク質と結合して作られます。糖質の多い食品については、下記が参考になります。


腰痛の原因-糖質
▶糖質の多い食品

腰痛の種類

腰痛の種類には、腰椎椎間板ヘルニア 、腰部脊柱管狭窄症、腰椎圧迫骨折、変形性腰椎症、腰椎変形すべり症、ぎっくり腰などがあります。また、非特異的腰痛として、筋・筋膜性の痛みや椎間関節性の痛み、椎間板性の痛み、仙腸関節性の痛み、心因性の痛みなどがあります。
腰痛の原因

腰痛症状

腰痛症状は、腰椎近辺の筋肉、骨、神経、筋膜、血流など、どれかに負荷がかかったり、損傷したりすることで、腰痛の症状が発症します。腰痛症状のチェックをすることで病名が分かります。
腰痛の原因

腰痛症状チェック

腰痛症状チェックは、下記を確認することで分かります。

腰痛病名 腰痛症状
ぎっくり腰
(急性腰痛症)
  • 腰が痛い
  • 激しい痛みで動けない
  • 安静にすると痛みは治まる
慢性腰痛
  • 痛みに波がある
  • 徐々に痛みが出てきている
  • 3ヶ月以上痛みが取れていない
椎間板ヘルニア
  • 足がビリビリする
  • 腰痛と一緒に足もしびれる
  • 足の筋肉が落ちてきた
  • 咳をするだけで痛い
脊柱管狭窄症
  • 前かがみになると痛みが引く
  • 長時間歩けない
  • 腰が重い
  • 足に痛みやしびれを感じる
腰椎分離すべり症
  • 鈍痛がある
  • 長時間の歩行や作業で痛みがひどくなる
  • お尻や足に痛みとしびれがある
腰痛の対処方法

腰痛の対処方法としては、腰痛の原因のほとんどと言っていいほど多い非特異的腰痛ですが、この原因が良く分からない腰痛を治す方法があります。それが、誰でも簡単に出来る腰痛体操です。
腰痛の原因
腰痛体操は、効果があるものでも続けられなければ意味がありません。ですので、3秒でできる簡単な下記の体操がおすすめです。この腰痛体操を朝と晩1回ずつ行うだけでも十分に効果があります。

  • 足を肩幅よりやや広めに開く
  • 腰に両手を当て、ひざをできるだけ伸ばす
  • 上体をゆっくり反らす
  • 息を吐きながら、最大限に反らした状態を3秒保つ
腰痛を治す

腰痛を治すためには、その原因を知り、正しい対処を行う必要があります。これを腰痛リセットと呼び、下記に詳しく書かれています。


体操ストレッチ
▶腰痛リセット

腰痛の原因!筋肉に痛みがある症状は体操で改善できるが神経は無理?のまとめ

腰痛の原因は筋肉に痛みや疲れがあるものと神経症状や病気で病院に通い治療が必要なものがある。女性特有な腰痛の原因は子宮や女性ホルモンに関連する。体操ストレッチの運動で改善できない状態もあり生活習慣や姿勢など予防もできるが慢性化しやすい。脊柱や椎間板、背骨は?

腰痛の原因で体重

これまで説明して来たのは、体型に関わらず腰に負担がかかって、腰痛を引き起こすというものです。それに対し、体型で腰痛の原因となるのが、体重が重く、特に体脂肪が多い場合です。

そう、太っていてデブであることが腰痛の原因になっているのです。ですので、腰痛を改善するためにダイエットをすることも対策の一つだと言えます。でも、ダイエットしても、リバウンドしてすぐ太っちゃう!っていう人も多いでしょう。

ですので、リバウンドしないダイエット方法として、筋トレや腸内フローラを改善する痩せ体質になるダイエットを行う必要があります。食べても太りにくい痩せ体質になるダイエットの方法は、下記の特集記事を参照して下さい。


リバウンドしない
▶腰痛改善にダイエット

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腰痛体操ストレッチ
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