腰痛の治し方
腰痛の治し方は、整形外科に通って医師から鎮痛剤を処方してもらい痛みを抑えたり、接骨院に通って指圧、あん摩マッサージを受けて血流を良くするなどのほかに自分で出来る体操ストレッチや筋トレなどがあります。
腰痛の8割は外科手術を必要としない保存療法で治りますが、一部は外科手術を行う外科的療法で治します。保存療法は、薬物療法、運動療法、温熱・電気療法、装具療法、牽引療法、神経ブロック療法、レーザー療法、徒手療法、認知行動療法、放射線療法・化学療法を併用して行われます。
外科的療法は、手術であり椎間板切除術、脊椎固定術、脊柱側弯矯正手術など症状に合わせて行われます。このような病院に通う治し方ではなく、体操ストレッチなどを行って自分で、簡単すぐに治せる方法について見て行きましょう!
腰痛で体操ストレッチなどを行っても治らない場合は、素直に整形外科など病院に通いましょう!
腰痛の治し方すぐ
腰痛の治し方で、すぐに治したい!と思うのは誰でもそうですが、カラダが出来上がっていない10代の中学生や高校生が部活動などで、無理・無茶な筋トレを行って、腰を痛めた場合に1日でも早く復帰したいと焦っている場合が多いようです。
腰痛の治し方で10代
腰痛の治し方で10代について考えてみましょう。10代は、第二次性徴期であり、身長が急激に大きくなるので、骨の成長に筋肉がついて行けないのです。それに加えて、勉強で椅子に座る時間も多く、部活動などのスポーツで身体を酷使して腰痛の原因を作ってしまっています。
それに加えて、スマートフォンやパソコンなどを使う際に猫背になり、腰への負担を増加させてしまっています。また、授業や部活で使う道具を入れたバッグが重すぎることが腰への負担になります。体重の15%までの重さにすることが推奨されています。
腰痛の治し方で中学生や高校生
腰痛の治し方で中学生や高校生のような10代が、スポーツなどで起こしやすい腰痛は、まだ成長途中で未熟なカラダに大きな負荷をかけることで、腰の骨の疲労骨折が起こる腰椎分離症と呼ばれるものが大多数です。
腰椎分離症の症状
うつ伏せになって両肘をつくような背中をそらすことで腰に痛みがあります。また、前かがみでも腰痛を感じます。腰椎分離症は、激しい運動だけでなく、長時間に渡って、立つ、座る、中腰になるなどの姿勢を続けることでなりやすいのが特徴です。
まさに中学生や高校生が、スポーツや勉学において、このように腰に負担をかけていることが誰でも想像がつきます。20代以降で社会人になっているアナタも、学生時代を思い起こせば思い当たることばかりではありませんか?
腰痛の治し方で筋トレ
腰痛の治し方で筋トレと言った場合には、激しい筋トレをしたことによって、腰に負担がかかり腰痛を引き起こしてしまった場合と腰回りの筋肉が衰えて腰痛になってしまったので、筋トレを行って治したいという場合があります。
激しい筋トレで腰痛
部活動のスポーツなど激しい筋力トレーニングを行ったことが原因で腰痛になってしまった場合には、腰痛の具合によって期間は異なりますが、筋トレやスポーツ自体を休止して、腰を休めることが大切です。
無理や無茶をして腰痛の症状を悪化させてしまうとスポーツ選手としての選手生命を縮める結果になります。若くして椎間板ヘルニアなどになったら大変です。安静期間を経て腰痛の症状である疼痛が軽減されてきたらストレッチ体操などを始めます。
筋力が衰えて腰痛
日頃の運動不足により、腰回りの筋肉を始め、全身の筋肉が衰えて腰への負担が大きくなり、腰痛になってしまった場合には、腰痛を和らげ早く治す方法として腰痛体操ストレッチを行いましょう。単なる筋肉不足なら自分で治せます。
腰痛の治し方で20代以降
腰痛の治し方で20代以降になると一部のスポーツ選手などを除けば、激しい筋トレで腰痛を引き起こす人は激減します。20代以降の社会人が腰痛になると、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板症、腰部脊柱管狭窄症という疾患だと診断されることが多いです。
10代の学生時代は、スポーツで汗を流していた人も20代以降で社会人になると多くの人は、デスクワークにつきいます。そうすると仕事だけでも、1日8時間くらい椅子に座って腰に負担をかけ続けている人が増えます。
日本人は世界で最も座っている時間が長いと言われ、それに比例して腰痛に悩む人も多いのです。また、デスクワークでなくても、立ち仕事や畑仕事での中腰など同じ姿勢を長時間取り続けなければならず腰に負担をかけて腰痛を引き起こしてしまいます。
座る、立つ、中腰のどれでも共通しているのは、長時間同じ姿勢(特に猫背などの悪い姿勢)を取り続けることが腰に負担をかけます。ですので、座っている人や中腰の人は定期的に立ち上がって腰を伸ばす、立っている人は片足ずつ交互に上げるなど体勢を変えることが腰への負担を減らします。
腰痛の治し方で寝ながら
腰痛の治し方で寝ながら行えるものは、腰痛体操この差って何ですかで紹介された「寝ながら肩をほぐす」と「寝ながら腰をほぐす」です。
これによって寝がえりの回数が増え、朝起きた時に腰が痛いという悩みが解消されます。詳しくは下記の特集記事を参照して下さい。
腰痛の治し方でストレッチ
腰痛の治し方でストレッチを行うものは、先ほどの寝ながら行うものだけでなく、ヤンキー座りストレッチ、ジャックナイフストレッチ、壁ドンストレッチなどがあります。これらの詳しいやり方については、下記の特集記事を参照して下さい。
腰痛ストレッチで椅子
腰痛ストレッチで椅子を使ったストレッチには、お尻の横の筋肉ストレッチ、お尻全体ストレッチ、背中ストレッチなどがあります。
腰痛ストレッチで椅子:お尻の横
腰痛ストレッチで椅子に座り、お尻の横の筋肉をストレッチする方法は以下の通りです。
- 片足を身体の前に組む
- 組んだ足を抱える
- ヒザ頭を胴体に引きよせる
- 脚を入れ替えて同様に行う
腰痛ストレッチで椅子:お尻全体
腰痛ストレッチで椅子に座り、お尻全体をストレッチする方法は以下の通りです。
- 片足を組んで膝を椅子の前に出す
- 背中を丸めず胴体を前方へ倒す
- 脚を入れ替えて同様に行う
腰痛ストレッチで椅子:背中
腰痛ストレッチで椅子に座り、背中をストレッチする方法は以下の通りです。
- お腹の前にクッションや座布団などを丸めて置く
- クッションに向って上半身を倒す
- 両手をだらんと垂らし、首や肩の力を抜く
腰痛の原因
腰痛の原因は、腰への負担だけではありません。もっとも怖いのは、内臓の病気が原因で腰が痛くなり、腰痛を引き起こしている場合です。
単なる腰痛だと思って放置しておくと病気の悪化に気づかず大変なことになりかねません。
腰痛の種類
腰痛の種類としては、様々な名前がついていますが、はっきり言って名前など何でも良く、腰痛の原因がどこで、どのような痛みを感じて、どうやって治す方法があるのかが重要だと思いますよね。
腰痛症状
ですので、腰痛の原因となる場所と腰痛の症状について、下記のようにまとめました。これを見ると自分がどのような動作をした時に腰痛を感じて、その原因となる場所がどこなのかが分かります。
腰痛の場所 | 腰痛の症状 |
---|---|
椎間板 | おじぎをして姿勢を戻す時に腰が痛い |
椎間関節 | 腰を後ろに反るか、捻ると腰が痛い |
筋肉 | 前かがみや重い物を持った時に腰が痛い |
神経 | 腰痛に加え、膝下を中心に脚にしびれがある |
骨 | 自然と姿勢が悪くなり、神経症状も加わる |
前かがみで腰痛の治し方
前かがみで腰痛の治し方は、上記の表を見ると分かるように筋肉が疲労していることが原因である可能性が高いでしょう。ですので、痛みが和らぐまでは安静期間を取った上で、腰回りの筋肉をほぐす体操ストレッチを行いましょう。
腰痛を和らげる方法
腰痛を和らげる方法として、学生や社会人の一般的な環境ではなく、妊婦や生理痛などが原因で腰痛になった場合にどうすれば良いかについて考えて行きます。
妊婦の腰痛を和らげる方法
妊婦の腰痛を和らげる方法としては、腰周辺を温め、ストレスを溜めず、妊婦用のサポーターをして、体重コントロールをした上で姿勢を正すことを基本とし、場合によっては副作用のない湿布薬や痛み止めを医師や薬剤師に相談の上、使用します。
生理痛の腰痛を和らげる方法
生理痛の腰痛を和らげる方法としては、腰周辺を温め、ストレスを溜めないことを基本として、生理痛を和らげる食べ物や飲み物、ツボ押しなどを行うと良いでしょう。
生理痛を和らげる食べ物や飲み物
生理痛を和らげる食べ物や飲み物には、カラダを温めるものが良く、トランス脂肪酸などの悪い油の多いファストフードやお菓子などを避ける必要があります。生理痛に良い食べ物や飲み物は、発酵食品、根菜類、食物繊維、大豆関連、ハーブティー、ニンニクやショウガなどがあります。
腰痛早く治す方法
腰痛早く治す方法として、朝30秒の正座が良いとされています。これにより、腰痛の原因になる背骨のゆがみや血行不良が改善されるとのことです。但し、長時間の正座は別の問題を引き起こす危険性があるので、短時間30秒が良いですね。
急な腰痛の治し方
急な腰痛の治し方は、ぎっくり腰の治し方と言い換えても良いでしょう。多くの人が急な腰痛が起きた時は、ぎっくり腰である場合が多いからです。
腰痛の対処(初期)
ぎっくり腰では、腰の筋肉が炎症を起こしているので、まず保冷剤などをタオルで巻いて腰に当てて冷やします。
腰痛を治す
その後に、症状がある程度おさまったら、腰回りを動かす体操ストレッチを行うようにします。ぎっくり腰になった直後は安静にしますが、そのまま安静を続けていると筋肉が衰えて回復が逆に遅くなります。
腰痛の治し方すぐ!10代の中学生や高校生は筋トレ20代が前かがみのまとめ
腰痛の治し方すぐ痛みを和らげる方法が知りたいという10代の中学生や高校生は急激な筋トレで腰を痛める。20代の社会人は前かがみでPCに向かい座る時間が増えて腰痛が悪化だ!腰が痛い症状や種類により寝ながら体操ストレッチの対処が早く治す方法として治療効果がある?
腰痛の原因で体重
これまで説明して来たのは、体型に関わらず腰に負担がかかって、腰痛を引き起こすというものです。それに対し、体型で腰痛の原因となるのが、体重が重く、特に体脂肪が多い場合です。
そう、太っていてデブであることが腰痛の原因になっているのです。ですので、腰痛を改善するためにダイエットをすることも対策の一つだと言えます。でも、ダイエットしても、リバウンドしてすぐ太っちゃう!っていう人も多いでしょう。
ですので、リバウンドしないダイエット方法として、筋トレや腸内フローラを改善する痩せ体質になるダイエットを行う必要があります。食べても太りにくい痩せ体質になるダイエットの方法は、下記の特集記事を参照して下さい。
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